傭兵砦防衛戦
占領
籠城
「ザッザッザ・・・」
敵軍が来た。
「作戦準備に取り掛かる。エドワード将軍、砦を頼みます。」
セイドが言った。
「ああ、任せておけ。」
作戦・・・簡単なものだ。エドワードが砦にこもり、セイドの率いる別働隊が敵に奇襲をかける。成功すれば、エドワードが砦から出て、敵軍を正面より潰す。失敗すれば、籠城を続ける。
門が開く。別働隊が動きだしたのだ。
エドワードは、それを期待の目で見ていた。
「我らは砦にこもるだけだ。簡単なこと。」
とは言ってみたものの、やはり不安だ。
別働隊がどれだけ早く動けるかが、勝敗を決める。
「早く動いてくれればいいのだが。」
エドワードは残りの兵糧を確認しに行った。
アウトローはどうした?・・・別働隊に入っているのだ。
「この辺りがいいな。この辺りの草に隠れろ。」
別働隊、セイドが言った。
・・・・・・しばらくして、敵軍が来た模様。
「もう少し待て。」
そして、敵軍の後ろが見えると
「今だ、行け。」
セイドは静かに言った。
そろりそろりと敵軍に近づく。
「かかれ!」
敵軍は奇襲をされて、右往左往としていた。
「奇襲は成功したか。全軍突撃!」
エドワードは間者の報告を受けて、そう命令した。
敵軍は壊滅状態。この勢いに乗って、セイド軍は進軍を開始した。